こんにちは、そーたろうです。
突然ですが、みなさんはまわりの人と関わりながら一緒に仕事を進めたい派ですが?それとも自分の仕事には1人で没頭したい派ですか?ちなみにぼくは圧倒的に後者です。
自分のことに集中して色々考えて、できれば他人と関わらずに進めたいタイプです。しかしながら会社ではそういうわけにもいかず苦しい思いをしていました。この記事が少しでもぼくと同じように悩む人の助けになればうれしいです。
前職の仕事は?とにかく1人で黙々と進める作業が好き
会社ではシステムエンジニアとして働いていました。工場などの設備の自動化などのプログラムの作成と実際に設備内の機器を動かしたり、設備内のデータを集めたりする制御盤の設計、監視や操作をするためのパソコンやタッチパネルの画面の作成をしていました。
ぼくはとにかく考えることが好きなんです。仕様通りの動きをさせるにはどう作ったらいいか考えて整理して作ってみて。はじめはまず間違いなく正確に動かないので、どこがおかしいかまたいろいろ考えて修正して、動かしてまたダメでということを繰り返しながら作っていくのが楽しくて好きでした。職人とか研究者みたいな気質があるのかもしれませんね。
会社で求められる人物像
上の話でだいたい想像はつくかもしれませんが、性格的にも人見知りで1人で静かにすごすのが好きなタイプなので、会社でも同僚と関わるのはあまり得意ではありませんでした。決して嫌いではないのですが、うまく話せないし、できれば話したくないという感じです。ぼくのような内向的なタイプの方は分かっていただけると思いますが、自分の意識は常に自分の内面に向かっているので、それを外に向けるのは大きなエネルギーが必要でとても大変なことなんです。
しかし会社のような組織ではまわりとうまくやっていける外向的なタイプが求められるんですよね。就活でもコミュニケーション能力とか協調性とか重視されますから。確かに多くの社員をまとめるような立場の人材は不可欠だし、1つのプロジェクトを複数人で協力して進める必要がある場合もあります。こんなとき自分の中だけに閉じこもっているのは確かにあまりいい社員とは言えません。
会社に属している以上ある程度経験を積むと案件の管理を任され、同僚に指示を出したり他部署に何かを依頼したり逆に依頼されたりといった外部と関わりを持つ機会が増えてしまいます。会社に属していれば当然の業務かもしれませんが、こういうことが苦手な人は必ずいますし、ぼくは社員全員ができなければいけないことではないと思います。苦手なことがあれば得意なこともあるからです。
内向的な人の得意なこと
ぼくのようなタイプは内向的なタイプに分類されると思います。内向的な人は一定数存在し、上でも書いた通りまわりと関わるのが苦手な人が多いと思います。でも得意なこともあります。内向的な人には思慮深い、冷静、慎重、粘り強いといった特徴があります。これらの特徴は仕事の上では大きな長所となります。たとえは資料を作成するにしても慎重な性格のためしっかりと見直しを行い完璧なものを仕上げようとします。また内容について深く吟味することができます。集中力もあるため任せられた仕事には集中して真剣に取り組みます。まわりに働きかけて仕事を進め、自分の意見もちゃんと発言できるといった外向的な人と比べれば、成果が見えにくいのは事実ですが、内向的な人の働きなしではいい仕事はできないし、そんな人材が会社には必要だとぼくは思います。
現実問題として
内向的は人には長所もあり、それは仕事をする上でも重要なものです。しかし現実問題としてチームで仕事を進めたりすることも多く、そんなときに力を発揮できるのは外向的で他の人とうまく関われる人なんですよね。自分1人で1つの作業に集中してそれが終わったら次はこっちをやってとかそういうふうにはできませんでした。苦手なことでも仕事だからやらないといけないんです。
仕事はつらい…そんなときにするべきこと
個々の性格によって仕事の向き不向きは必ずあります。会社は社員1人1人の性格まではなかなか把握できないので、今どんな仕事をしているか、どんなことがうまくできないか、どんな仕事は得意かなど会社と相談することが大切だと思います。相談して理解してもらうことができれば自分の能力が発揮できるように仕事を調整してもらえるかもしれませんし、それが社員にとっても会社にとっても一番いいですよね!
理解してもらえなかったり、相談しても解消されない場合は思い切って転職というのもありです。別の会社で環境が変わったら働きやすくなるということもあるみたいなので。あとはぼくみたいにフリーランスになることも選択肢の1つです。全部自分でやらないといけない分大変なこともたくさんあると思いますが、会社での悩みは解消されたと思っています。
一度就職すると生活の大部分が仕事になります。その仕事が苦しいだけだったら充実感を持って仕事をすることはできないし、生活の大部分を占める仕事に充実感がなければ人生楽しくないです。自分が働きやすい環境を求めて会社に相談したり、転職したりすることは当然の権利なので仕事でつらいときは是非一度考えてみてください。
ちなみにぼくはというと上でいろいろ書いてはいますが、仕事がつらいと思ってはいても結局会社に相談することができませんでした。相談しないまま逃げるように会社を退職することになってしまって会社や上司に対して申し訳ない気持ちもあります。次回の記事ではどんな経緯で現在に至るのかぼくの会社員時代の少々つっこんだ話をしたいと思います。
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